イヤホン難聴にご注意!
スマホで動画や音楽を楽しむ時、イヤホンを使う方は多いと思います。
ただ、長時間使用していませんか?
最近はコードレスで小型化が進み便利なイヤホンですが、長時間の使用にはリスクも指摘されています。
リスク①イヤホン難聴
音は内耳の中の蝸牛(かぎゅう)という部分にある有毛細胞によって、聴神経に伝えられます。
イヤホンで大きな音量を長時間聴くことでこの有毛細胞が傷ついてしまうため、難聴になってしまうのです。
実は、音量に気を付けているつもりでも耳は音量に慣れていきます。
知らず知らずのうちにボリュームが大きくなり、結果的に難聴リスクにつながります。
それが『イヤホン難聴』です。
リスク②外耳炎
イヤホンをしばらく使っていると、耳の中がかゆくなることはありませんか?
それは、イヤホンで耳の中が高温多湿になっているため。
または、イヤホンによる刺激で軽い炎症が起きているのが原因です。
かゆみの程度で治まればいいのですが、ひどくなると外耳炎や真菌症でカビが生えてくることもあります。
リスクを回避するには
長時間使用せず、耳に負担をかけ過ぎないよう、使用時間を短くすることが望ましいです。
1時間聴いたら、最低でも5分程度は耳を休ませましょう。
フィットしすぎる物や、耳の奥まで押し込むといった使い方にも注意が必要です。
イヤホン難聴を防ぐには、日頃から難聴になりにくい習慣をつけることが重要です。
使い方に十分気をつけて、好きな動画や音楽を楽しみたいですね。