気圧の変化で起こる天気痛について その②
「頭痛」
「めまい」
「関節痛」
「気分の落ち込み」
など、天気の変化に影響され、さまざまな症状が出る「天気痛」
今回は予防と対策についてご紹介します。
まずは痛み日記をつける
天気痛の起こるタイミングや症状は、人それぞれです。
気になる不調が天気と関係しているかを見極めるために、「痛み日記」をつけてみましょう。
- 天気予報と実際の天気
- 気圧の変化
- 体調の変化
- 痛みの強さ
- 運動
- 睡眠
1ヶ月ほどつけることで、自身の症状が本当に天気に影響されているか、どのタイミングで起きるのかわかり、早めの対策がとれるでしょう。
天気痛予防のマッサージ
天気痛が起りそうな時は、内耳の血行を良くする、耳のマッサージをしてみてください。
①親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上下横にそれぞれ5秒ずつ引っ張る
②耳を軽く横に引っ張りながら、後ろ方向に5回ゆっくりと回す。
③耳を包むように折り曲げて、5秒間キープする。
④手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す。これを5回行う。
朝・昼・晩1回ずつ、まずは2週間から1ヶ月程度続けてみてください。
天気痛が起りにくい生活をしましょう
天気に左右されない体質に変わるには、気象というストレスに負けないよう自律神経を整えることも大切です。
- 朝起きたら太陽の光を浴びる
- 朝食を摂る
- ウォーキングなどの運動を取り入れる
- ぬるめの湯で入浴
- 質の良い睡眠
日中はアクティブに、夜はリラックスするなど規則正しく、メリハリのある生活を心がけましょう。
マッサージや、生活習慣の改善で、雨の日の体調不良や憂鬱な気持ちを解消し、快適な日々を過ごしたいですね。