骨盤底筋を鍛えよう
骨盤底筋を鍛えよう
「骨盤底筋(こつばん・ていきん)」という言葉を聞いたことがありますか?
骨盤底筋とは骨盤の底部分にある筋肉の総称で、骨盤や内臓を支え排尿や排便のコントロールをする役目を担っている筋肉群です。
この筋肉群は、骨盤の下でハンモック状に広がり内臓を支えているので、ここが衰えてしまうと内臓が下がり下腹部がぽっこりします。
また、腹圧が下がることで尿道が緩み、排尿や尿漏れの原因になることも。
どうしたらわかる?骨盤底筋の強い・弱い
ずばり、くしゃみをした時に尿が漏れる自覚がある方は、骨盤底筋が緩んでいる可能性が高いです。
この筋肉は年齢とともに緩みますし、体の構造的に女性の方が緩みやすいので注意してください。
ちなみに、以下の項目にあてはまる方は、骨盤底筋が緩みはじめているかもしれません!
- 排尿の回数が増えた
- 尿意を感じてから我慢できない
- 力を入れても下腹部がへこまない
緩んだ骨盤底筋はどうしたらいいの?
安心してください。 当院が慣れたらお仕事中でも簡単にできる、骨盤底筋の鍛え方をお伝えします!
骨盤底筋を鍛えるには、仰向けに寝て両ひざを立てて足を肩幅に開きリラックスします。
次に15秒くらい、尿道や肛門をお腹に引き上げるイメージでぐっと締めます。
その後は45秒程度力を抜きます。
約1分の「締める→緩める」のサイクルを10回くらい繰り返してください。
この時のポイントは、動きはゆっくり、そしてお腹に力を入れないこと!
慣れてくれば、同じことを椅子に座った状態でも出来るので、仕事中でも簡単に鍛えられますよ。