寝ているのに疲れが取れないのはなぜ?それは睡眠のとりかたに原因があるんです。
そもそも睡眠は身体にどんな役目をするのでしょうか⁉
皆さんは、毎日十分な睡眠をとっていますか?
睡眠は細胞や組織の修復、体内の浄化、細胞の入れ替え、免疫力の回復などの役目を果たしています。
睡眠を十分にとった翌日は、身体もスッキリして「今日も1日がんばろう」という気持ちになります。
これが睡眠不足になると、1日中ボーっとしてやる気も起きず、身体も動きませんよね。
だからこそ、日々良質な睡眠をとり、脳を充電しておく必要があるのです。
睡眠のゴールデンタイムをご存知ですか?
睡眠のゴールデンタイムは「午後10時~午前2時」といわれています。
細胞や組織の修復にかかわる成長ホルモンは、就寝数時間後から深夜2時ごろまでに、分泌が盛んになるので、遅くとも夜12時までには眠らないと傷の修復や、疲労回復などが遅れるのです。
良質な睡眠をとるためのポイント!
それでは、ポイントをお教えしましょう。
①寝る前の運動は避ける
心拍数が上がるような運動は、交感神経を高ぶらせて眠りにくくします。
ストレッチなど心身をリラックスさせるものならかまいません。
②心を落ち着かせる
深夜までテレビや、ビデオ、インターネットを観たり、好きな事に没頭するのは控えましょう。
寝る前は、副交感神経を優位にする「顔もみ」や「瞑想」が有効です。
③寝室は真っ暗にする
光刺激は、眠りを誘うメラトニンというホルモンの分泌を抑制します。
できれば、豆電球も消しましょう。
④就寝前の飲食は控える
満腹で眠りにつくと睡眠中に胃腸が活動し、身体が休まらないので、寝る直前の食事や夕食のとりすぎに注意しましょう。
また、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは、眠りの妨げや利尿作用があるので、就寝前は控えましょう。
遅くまでお仕事をしたり、お休みの前日は寝る時間がもったいないと深夜まで起きていたくなります。
でも、「睡眠のゴールデンタイム」を意識して日々良質な睡眠をとりましょう。
脳を充電させ、毎日元気に過ごしたいですね。