股関節、柔軟性ありますか?
歩いたり、立ったり座ったりなど、日常で行う動作の多くで股関節が活躍しています。
ただ、股関節は長時間同じ姿勢でいたり、動かす頻度が少なければどんどん硬くなっていきます。
硬くなると、動きも悪くなります。
股関節が硬くなる前に、ストレッチで柔軟性を上げましょう。
柔軟性が上がると良いことが!
股関節を柔らかくすることで、様々なメリットがあります。
①ケガがしにくくなる
股関節の動きが悪くなると、他の部位でカバーしようとするので、腰やひざなどへの負担が増します。
しかし柔軟性が上がると、下半身の可動域が広くなり、運動機能が向上するだけでなくケガの防止にもつながります。
②冷えやむくみも改善される
股関節周辺にはリンパが集中しています。
ストレッチでほぐしてあげると、血流やリンパの流れが改善され代謝がUPし、冷えやむくみの改善にもつながります。
③肩こり・腰痛などの予防効果
股関節は体の中で最も大きい関節です。
骨盤につながっていることから姿勢に与える影響が大きく、股関節の動きが改善されれば、肩こり・腰痛などの予防効果も期待できるでしょう。
手軽に出来る股関節のストレッチ
股関節の柔軟性を上げるストレッチを2つご紹介しましょう。
①座って行うストレッチ
床に座って、両足裏を合わせて身体に引き寄せます。
両ひざをできるだけ床に近づけながら上体を前に倒してください。
息を吐きながら、倒せるギリギリまで倒して10秒キープし、ゆっくり元に戻すのを3セットやります。
②立って行うストレッチ
まっすぐ立ち、片足を大きく1歩前に出します。
後ろ足のひざを伸ばしたまま、上体は倒さず前足のひざを90度近くまで曲げてぐっと身体を落とします。
逆側の足でも同様にやってみてください。
股関節は硬くなると、毎日のちょっとした動きに影響が出てきてしまうこともあります。
ストレッチを無理なく続けることで、柔軟性をいつまでも保っていたいですね。