夜更かしと低体温
私達にとって「理想的な体温」とは何度でしょうか?
答えは「36.5度から37.1度」です。
日中元気よく動いて、夜はぐっすり休むというリズムが出来ている人・・つまり、日中の交感神経と夜間の副交感神経のバランスがいい人は、理想的な体温になっています。
反対に、少しのんびりしている人は、体温が低めです。
体温が低くなる原因はさまざまありますが、「夜更かし」も関係があります。
「夜更かし」と低体温の関係
夜遅くまでスマホを見ていると、ブルーライトの影響で眠れなくなります。
ずっと夜更かしして寝足りない状態が続くと、朝起きても昼すぎまでぼんやりしています。
実はその時が「低体温」の感覚です。
夜更かしは自律神経も乱れやすいので、早めにぐっすり眠って、朝すぐに活動の態勢に入っていると体温は高くなります。
低体温はそれだけでも免疫力が下がってしまうので、体温を上げる事は、免疫力を高めるためにも大切な事なんです!!
体温を上げるためには?
体温を作る1番大事な器官は「筋肉」です。
一般的に、男性よりも女性の方が筋肉量が少なく冷えやすいといわれています。
女性は特にご自身の体温が、知らず知らずのうちに低体温になっていないかチェックしてみるのも大切です。
日頃から血流を良くして、身体をあたためる工夫をするのはもちろん。
適度な筋肉量を保つこと、そして適度な運動が身体をあたためるには一番効果的なんです。
少し汗ばむくらいの運動を1日1回してみましょう。
ウォーキングやジョギング、スクワットなど下半身を鍛える運動や、ヨガは自分の体力や体調に合わせて出来るのでおすすめです。
東洋医学では「冷えは万病のもと」ともいわれます。
夜更かしをやめるだけで免疫力が高まります。
体を動かすと筋肉からの発熱が盛んになるので、低体温から脱却して快適な日常生活を送れることでしょう。