腹直筋(ふくちょくきん)のストレッチ
普段から、ストレッチをされる方は結構いらっしゃると思います。
ただ、首や肩、腰や足などと比べ、ストレッチしにくかったり、忘れがちな部分が『お腹』
中でも、お腹の真ん中を上下に通っている『腹直筋(ふくちょくきん)』のストレッチをしていないケースが多いです。
腹直筋(ふくちょくきん)とは
肋骨から恥骨まで走行している、お腹の正面にある長い筋肉。
背中を丸めるときに力を発揮します。
また、重い物を押すときなど、体を安定させるような力を発揮している筋肉でもあります。
体幹を動かすだけでなく、内臓の位置を安定したり、排便を助ける働きがあります。
腹直筋が硬くなるとどうなる?
この筋肉が硬くなると、猫背が悪化するだけでなく、ポッコリお腹の原因にもなります。
凝りも感じず、そのままになりがちですが、伸ばしてみるととても気持ちいい部分です。
すぐに始められる、簡単なストレッチをご紹介しましょう。
ストレッチのやり方
- うつ伏せに寝て、上半身だけ起こします。(この時手は肩の真下)
- 上半身を起こし、ゆっくり呼吸しつつ10秒キープして脱力を3回繰り返します。
- 次に四つん這いで、腕と太ももが床と垂直になるようにします。
- そのまま息を大きく吐きながら、ぐっと背中を丸めておへそを覗き込む。
- 今度はゆっくり息を吸いながら、頭を上げて背中をできるところまで反らせます。
- 呼吸に合わせて5~10回繰り返してください。
いかがですか?これなら無理なく続けられそうですね。