体を温める食べ物、冷やす食べ物って何?

- update更新日 : 2023年01月17日
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食べ物には『体を温める作用のあるもの』と、『冷やす作用のあるもの』があります。

どんなものかを理解したうえで、食事をすると健康に良いと言われています。

ではどんなものがあるのでしょうか?

東洋医学で区別する『陽性食品』と『陰性食品』

例えば、スイカを食べると体全体が冷えてくるし、ショウガを摂ると体が温かくなります。

東洋医学では「ショウガ」「唐辛子」など、食べると体が温まる食品『陽性食品』

「スイカ」「キュウリ」「トマト」など、食べると体を冷やす食べ物『陰性食品』と区別しています。

食べ物のタンパク質、脂肪、糖分などのエネルギ-量だけでなく、その食べ物が体を温めるものなのか、冷やすものなのかを知ったうえで、自分に合ったものを摂ることも大切です。

体を温める『陽性食品』

寒冷地で育ち、水分が少なく硬いもので、赤や黒、橙、黄色の暖色系の食べ物。

  • 炭水化物・・・玄米、黒米、そば、全粒粉パンなど
  • 肉・・・牛肉、豚肉、鶏肉
  • 魚介類・・・赤身魚、青魚(まぐろ、あじ、いわし、えび、かになど)
  • 野菜・・・玉ねぎ、かぼちゃ、ショウガ、ニンニク、ニラなど
  • 発酵食品・・・納豆、キムチ、チーズなど
  • 調味料・・・味噌、醤油、黒酢、塩、唐辛子、甜菜糖など

体を冷やす『陰性食品』

南国で育ち、柔らかく水っぽいもの、青や白、緑色などの寒色系の食べ物。

  • 炭水化物・・・白米、うどん、パンなど
  • 野菜・・・葉物野菜、大根、トマト、ナス、キュウリなど
  • 果物・・・スイカ、梨、メロン、パイナップルなど
  • 乳製品・・・牛乳、バター、ヨーグルト、クリームなど
  • 調味料・・・酢、化学調味料、白砂糖など

まとめ

温かい地域のものは体を冷やし、寒い地域のものは体を温めることがわかりました。

体を冷やす食べ物でも加熱したり、発酵させたり塩を加えたりすることによって、体を温める食べ物に変わるものがあります。

一方に偏ることなく、どちらもバランス良く摂ることが大切です。