足底筋膜炎
こんなことありませんか?
- 最近、歩く時に足の裏が痛む
- 朝の1歩目の痛みがひどい
- 日中、椅子に長時間座った後に立ち上がった時に痛む
- かかとの痛みで困っている
このような症状がある方は『足底筋膜炎(足底腱膜炎)』かもしれません。
足底筋膜炎とは
私達の足裏には指の付け根から、かかとまでをつなぐ「足底筋膜(腱膜)」という分厚い膜があります。
この膜は普段、土踏まずを支え、足裏への衝撃を和らげる働きをしてくれるものです。
そんな「足底筋膜(腱膜)」に炎症が起こると、かかとの内側前方から中央にかけて、強い痛みが出ます。
この症状が「足底筋膜炎(足底腱膜炎)」です。
足底筋膜炎の原因
足底筋膜炎の原因は、一言でいうと足裏への負担のかけ過ぎです。
足裏は普通に生活するだけでも一定の負担がかかる場所です。
ランニングやジャンプ動作を含むスポーツなど、足底に負担の加わる動作を過剰に繰り返すことでリスクが高くなります。
スポーツ以外でも、長時間歩いたり、長時間の立ち仕事、足の筋力や柔軟性の低下も原因になることもあります。
予防しましょう
足底筋膜炎を発症しないために、どんなことをすると良いでしょうか?
- クッション性が高く、足裏のアーチを支えてくれるくつを選ぶ(ソールが薄い靴は、着地時の衝撃がダイレクトに足裏に伝わるので良くありません)
- スポーツの練習量や、立つ時間をコントロールする
- アキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチをして、足首周辺の筋肉の柔軟性を上げておく
症状が出ても「そのうち治るだろう」と我慢していると、だんだん痛みの範囲が広がります。
日頃から注意して、予防しましょう。