お腹のストレッチ
夏になると気になるのは、「お腹まわりについた脂肪」ではないでしょうか。
なかなか痩せづらいお腹周りですが、簡単なストレッチで引き締めることができるのです。
お腹をスッキリさせるストレッチをご紹介しましょう。
お腹スッキリの肝は体幹
お腹をスッキリさせたい時、肝になるのは「体幹」です。
体幹とは、顔・首・腕・足以外の部分である、体の中心部(お腹周り)を指します。
お腹はいくつかの筋肉が重なり合っています。
その一番内側にあるのが、「腹横筋」です。
腹横筋とは
腹横筋は、いわゆる体幹の筋肉であり、腹巻状の形をしていて腰回りを支え姿勢を維持する働きをしています。
そして一番大切なことは、この腹横筋がお腹を引っ込める働きをしてくれる筋肉なんです。
一般的に腹筋の筋トレというと、一番表面にある腹直筋を鍛える方が多いでしょう。
腹直筋も腹横筋も同時に鍛えるならいいですが、もし腹直筋だけ鍛えているならお腹はなかなか引っ込みません。
お腹をへこませたければ、とにかく「腹横筋」なのです!
腹横筋トレーニング
では、腹横筋に効くトレーニングをいくつかご紹介しましょう。
プランク
- 両肘を床につけ、うつ伏せになる
- 腰を浮かせて、背筋をまっすぐに伸ばす
- 頭、背中全体、腰、かかとが一直線になるように姿勢をキープ
- まずは正しいフォームで、20秒キープを目標にしてみましょう
定番中の定番ですが、お腹周りの筋肉をまとめて鍛えることができます。
また、腕を使って支えるため、二の腕の引き締め効果も期待できます。
腰への負担が少ないため、毎日のトレーニングとして初心者にも人気ですが、間違ったフォームで行うと、腰痛の原因にもなるので注意しましょう。
ドローイン
- 仰向けになり、膝を90度曲げる
- 大きく息を吸い、お腹を膨らませる
- ゆっくりと息を吐きながら、お腹を限界までへこませる
- 最初は5秒を目安にキープ
ドローインは、お腹をへこませたまま呼吸するというトレーニングです。
キープする時間を伸ばして、お腹をへこませたまま通常の呼吸ができるようになると上級者です。
仰向け以外に、直立したままでも、椅子に座ってもできるので、仕事や家事の合間になどにおすすめです。
「プランク」「ドローイン」どちらも、腰痛予防や姿勢が良くなるという効果も期待できるので、今から始めてみませんか?