体の不調は、水分不足も原因の一つです
皆さんは、お水を飲んでいますか?
水分不足と体の不調が関係ある事、ご存知でしょうか?
私達の身体の約6割は水で出来ており、その体液を維持しているのが塩です。
水と塩の質が劣化し量が不足すれば、身体の不調を招きます。
水分不足で起こる症状
頭痛
慢性的な頭痛に悩ませている方は、多いのではないでしょうか。
頭痛の原因には様々なものが挙げられますが、その一つに水分不足があります。
体内の水分が不足すると、血液は粘性の高いドロドロの状態になります。
すると血行が悪くなり、脳に十分な血液が送られなくなることで、頭痛が起こってしまうのです。
便秘
便の理想的な水分量は、70~80%と言われています。
これよりも少なくなると、便秘になりやすくなるのです。
そして、腸内に留まることでさらに水分が吸収されてしまい、便が硬化するという悪循環に陥ってしまいます。
むくみ
むくみとは、水分が増加して皮膚の下に溜まって状態をいいます。
「水を飲みすぎるとむくむ」と考える方が多いでしょう。
しかし、通常過剰な水は尿として体外に排出されるため、摂り過ぎたからと言ってむくんでしまうということはありません。
体が水分不足に陥ると、腎臓は尿の量を減らして水分を溜め込もうとするため、むくみが起きやすくなるのです。
しびれ
水分とともにミネラル分が失われると、体液のバランスが崩れます。
そうなると、神経から筋肉への指令がうまく伝達できなくなり、筋肉がけいれんしたり、しびれや脱力などが起こったりします。
塩水補水法のすすめ
体の不調に対して、体内の水不足を解消する「塩水補水法」が有効の一つと考えられています。
塩水補水法のやり方は、以前の記事「最近、熟睡できない?何だか調子が悪い?もしかしたら『水不足』かもしれません」をご覧ください。
人間の体は1日に最低2~6gの塩を必要としています。
体が必要としている量よりも多く塩を摂取した場合でも、水が十分に摂取されていれば尿として排出されます。
これから乾燥する季節ですので、こまめに水分補給をするよう心がけてください。