ストレ-トネックと、のどの違和感
日常生活でスマホやパソコンの長時間使用から肩こりなどになる方は、「ストレ-トネック」にもなっている場合が多いです。
「ストレ-トネック」と「のど」の違和感と聞いて、関係があるのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
まずは、ストレ-トネックからご説明しましょう。
ストレ-トネック
ストレ-トネックとはその名の通りで、本来なら自然に湾曲を描く頸椎が、まっすぐになった状態のこと。
それによる影響は様々で、「首や肩のこり」「頭痛」「めまい」などいろんな症状が現れます。
実は、その他にもあまり知られていない症状があります。
それが「のどの違和感」です。
ストレ-トネックとのどの違和感
のどの違和感と言っても色々あります。
- のどが詰まったかんじがする
- むせる
- 食べ物が上手く飲みこめない
- 息苦しさを感じる
実はストレ-トネックになると、嚥下の際に重要な働きをする舌骨(のどぼとけの上にある小さな骨)周辺の筋肉の動きが制限されてしまいます。
その上、のどの奥になる食道の入り口も狭くなり、物もスムーズに飲み込みにくくなります。
のどの筋肉が上手く動かず入口も狭くなれば、嚥下にも不具合が出ても不思議ではありません。
さらに・・・
特に何も飲食していなくても、のどが詰まったような違和感が出ることあり、想像以上に厄介な症状も出ることもあるのです。
その上、自律神経の乱れによって交感神経が刺激されることから、呼吸が浅くなって息苦しさにもつながり、不安を感じることがあるかもしれません。
まとめ
嚥下障害は、本来病気の方や高齢者に多いものです。
しかし、ストレ-トネックからの症状は20代でも十分に起こり得ます。
最近、何となくのどの動きがおかしいといった違和感がある方は、一度チェックしていただきたいと思います。