寝苦しい夜を快適に!
夏の夜、熟睡していますか?
夏の夜は寝苦しいですね。
寝つきが悪いばかりか、夜中に何度も目が覚めたり、翌日も疲れが残ったりという方も多いのでは?
しっかりと睡眠を取らないと、体力や集中力が低下してしまい、仕事や家事に支障をきたしてしまいます。
寝苦しい夜を快適に乗り切るために、どんなことに気をつけるとよいでしょうか?
室内の温度調整
就寝中に冷房により室温が低くなりすぎると、体温も下がります。
体温が下がると免疫力が下がり、体調を崩しやすくなります。
快適に睡眠を取るには室温を「26℃~28℃」程度に設定します。
これは、動いていないと心地良い涼しさを感じる程度の温度と言われています。
ご自身の体にちょうどいい室温を見つけるようにするとよいでしょう。
湿度にも気をつける
暑さを感じる時に、室内の温度だけではなく、「湿度」も重要です。
室内の湿度を50%くらいになるよう、エアコンの「ドライ」や「冷房除湿」などを使って湿度を下げることもポイントです。
湿度を調整すると、体温を冷やし過ぎず体感温度だけが下がります。
より快適に眠りやすい環境を作れることでしょう。
寝具を変えてみる
寝る時の布団の中の状態を示す「寝床内気象」をご存知ですか?
1年を通して温度は32~34℃で、湿度45~55%程度がベストだと考えられています。
夏は熱や湿気がこもりにくく、寝返りを打ってもヒンヤリした感触の冷感素材の寝具がおすすめです。
寝床内気象になるように、季節によって寝具も衣替えしましょう。
夏に最適な寝間着を用意する
夏の寝間着は、室温、湿度を軽減するようなものを選びましょう。
最適な素材は「麻」です。
麻は通気性と吸水性に優れ、体温と汗や湿気を適度に発散させてくれます。
普段着るサイズのワンサイズ上くらいを選ぶとよいでしょう。
夏の寝苦しさを軽減してくれます。
ムシムシ、ジメジメ、高温多湿な日本の夏、まだまだ寝苦しい夜が続きます。
いかに快適に眠れるか工夫して、この夏を乗り切りましょう。