女性の大敵「むくみ」
一日中座りっぱなしや、長時間立ち仕事をしていると、夕方には足がパンパンにむくんでつらいことはありませんか?
「むくみ」とは、体内に余分な水分や老廃物が排出されず、溜まっている状態をいいます。
一般的に、男性よりも筋肉量が少ない女性に多いとされる「むくみ」についてご紹介しましょう。
むくみやすい人とは
むくみやすい人の特徴を、いくつか挙げてみましょう。
ご自身に当てはまるか、チェックしてみてください。
水分不足の人
普段から水分(水)を摂らない人は、むくみやすいです。
水分不足を感じた体は、逆に水分を溜めこむようにはたらくと考えられています。
むくみを気にして水分を控えるのは、逆効果です。
体が冷えている人
体が冷えている人は血液循環が悪くなっているため、余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。
身体を締め付ける下着を使用している人も、締め付けによる血行不良が冷えの原因となり、それがむくみにもつながります。
長時間のデスクワークをする人
長時間同じ姿勢のデスクワークは、座っていることからお尻や太ももが圧迫されます。
そして、足首やふくらはぎの筋肉を動かさないため、血液の流れが悪くなり、むくむ確率が高くなります。
無理なダイエットをしている人
食事制限などの無理なダイエットで栄養バランスが乱れると、体内の水分調節に必要な栄養素の摂取も減ってしまいます。
それは、かえってむくむこともあるので、食生活やダイエットに気をつけましょう。
むくみ予防のアドバイス
1⃣普段からお水をこまめに飲んで、発汗や利尿作用を促すようする。
2⃣1時間以上同じ姿勢にならないように、ふくらはぎや足首を動かしてみる。
3⃣シャワーではなく、湯舟に浸かって体を温める。
4⃣カリウムの多く含む食品(海藻類・ほうれん草・小松菜・バナナなど)を積極的に摂る。
日常生活で少し意識して、むくみ知らずの体を目指しましょう。