顎関節症、あなたは大丈夫?
顎関節は、耳の穴の少し前の部分に位置します。
顎関節がスムーズに動くことによって口の開け閉めができたり、会話をすることができます。
しかしスムーズに動かなくなると、口を開けると痛みを感じたり、口が開けづらくなります。
これが『顎関節症』です。
顎関節症の原因や、ならないための予防法をご紹介しましょう。
顎関節症の原因
顎関節症の原因ははっきりとは解明されていません。
いくつかの要因が重なって発症すると考えられます。
- ストレスによる歯ぎしり・食いしばり
- 左右どちらかだけで噛む
- うつぶせ寝や頬杖
- 歯の不調で起きる噛み合わせの変化
- 仕事で長時間同じ姿勢が多い
その他、顎と周りの筋肉と全身の姿勢とのアンバランスなども原因となります。
下あごの位置は頭部と体との間で決まる
下あごの位置は、噛み合わせだけでなく筋肉の影響を受けます。
頭部と下あごは、口を閉じる筋肉で、下あごと肩も筋肉でつながっています。
下あごは、さまざまな方向から引っ張られているのです。
自分でできる予防法
- 物を食べるときは両方のあごを均等に使い、姿勢を正すことを意識する。
- 日常のストレスを少なくする。
- 頬杖や片側で噛むなどの癖に注意する。
- 睡眠時の姿勢に気をつける(うつぶせ寝や手枕など)
- 人差し指と中指で関節部を軽く押さえ、ゆっくりと円を描くようにマッサ-ジする。(強く揉まないように気をつける)
「顎関節症」は患者数1900万人ともいわれています。
気になる方は、歯科医や整体院にご相談してみてください。
人にとって噛むことは重要です。
普段何気なく行っている癖によって、症状が出る場合があります。
もう一度、ご自分の身体をチェックしてみてはいかがでしょうか?