この時期感じる不調『春バテ』って?
春は進学・就職・引っ越しなど、新しい生活がスタートする季節です。
何かを始めるのにもピッタリの時期ですが、環境の変化に緊張したり、季節の変わり目も重なって不調を感じる方も多いようです。
この不調が『春バテ』とも呼ばれ、さまざまな症状が現れることがあります。
最近、こんなことありませんか?
- 手足が冷える
- 頭痛や肩こり
- なんだかだるい
- やる気が出ない
- イライラする
- 食欲がない
- 目覚めが悪い
春バテは何が原因でしょうか?
① 気候の変化と寒暖差
春は高気圧と低気圧が交互に通過するため、天候は数日周期で変化します。
また、花冷えや寒の戻りと呼ばれる急激な気温低下に、カラダが順応できなくなることがあります。
②環境の変化
カラダの器官を調整するため働き続けている自律神経。
学校や職場など、環境や人間関係の変化に対応しようと緊張したり、ストレスを感じる場面が増えることも原因の一つです。
上記のような原因で、この自律神経のバランスが崩れることで『春バテ』と呼ばれる不調が起こるとされています。
春バテの対策をしましょう
「冷え」や「ストレス」で体調を崩してしまう前に対策をして、自律神経を整える生活習慣を心がけましょう。
1日3食しっかり食事をとりましょう
朝・昼・晩決まった時間に食事を摂ることで、生活習慣を整えやすくなります。
特に朝食は午前中の体温維持に欠かせないので、積極的に摂りましょう。
入浴は湯船にゆっくり浸かりましょう
湯船に浸かることでカラダの内側から温まり、血流が改善されて春の寒暖差による冷え対策になります。
自律神経がリラックスモードになることで、良質な睡眠につながります。
ただし、入浴後の水分補給は忘れずに。
3つの首(首・手首・足首)+お腹を温めて冷え対策を
首・手首・足首の皮膚表面近くには太い血管が通っているので、この部分を温めることで血流が良くなり、全身を効率よく温めることができます。
お腹も冷えを感じやすいので、温めることが結果としてカラダの代謝にもつながります。
目覚めの水分摂取を
目覚めにコップ一杯のお水を摂ることで胃腸が活性化して自律神経が整い、スッキリ目覚めることができます。
毎日の習慣をちょっと工夫して、元気に新生活を迎えましょう。