足がつる原因と対策!
足がつることはありますか?
就寝中、急にふくらはぎや足の裏などが「つる」ことはありませんか?
これは、筋肉が異常に収縮して「けいれん」を起こすことで起こります。
「こむら返り」と呼ばれ、非常に強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。
ちなみに、こむら返りの「こむら」はふくらはぎのことです。
足がつる原因
急に体を動かした時に起こりやすい症状ですが、他の原因でも起こります。
マグネシウム不足
カルシウムとカルシウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあります。
この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。
特にマグネシウム不足は筋肉を硬くしてしまいます。
血行不良
寝ている時に布団がはだけたり、エアコンの冷気が当たったりすることで、体が冷えて血行が悪くなるとつりやすくなります。
水分不足
人は睡眠中に、コップ1杯~2杯の汗をかくといわれています。
体が脱水傾向になると足がつりやすくなります。
また、お酒やコーヒーの摂りすぎによる脱水も原因の一つです。
寝る姿勢
寝具の重みで足首が伸び、ふくらはぎの筋肉が縮んだ状態が続くことで、起きやすくなります。
どうすれば予防できるでしょうか?
予防①ミネラル不足を防ぐ
マグネシウムやカリウムなどのミネラルを十分摂取しましょう。
マグネシウムは、海藻類やナッツ類に多く含まれています。
カリウムは、イモ類や果物に豊富です。
ミネラルだけではなく、他の栄養素も優れているので、意識的に摂取したいですね。
予防② 温める
お仕事やお出かけの際は、気温の変化に対応できるよう、カーディガンやストールを用意しておくと安心です。
夏でもクーラーなどて体が冷えています。
シャワーではなく、お風呂に入って体を温めましょう。
予防③ 就寝前の水分補給
寝ている時に足がつる人は、寝る前にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。
予防③ ふくらはぎの筋肉を縮めないこと
寝る時は、軽めのブランケットを使用したり、足元に丸めたタオルを置いてみましょう。
最後に
足がつった場合は、応急処置として患部を伸ばします。
アキレス腱を伸ばすように、つま先を持ち、体の方へ引き寄せましょう。
また、壁に足の裏を押し付けて、ふくらはぎを伸ばしても良いです。
ただし、無理やり一気に伸ばすと筋肉が損傷しますので、慎重にゆっくり伸ばしてください。
その後は、温めると良いでしょう。