利き足と腰痛
皆さんは手に利き手があるように、足にも「利き足」があることご存知でしたか?
足は左右同じように使っていると思いがちですが、よく確認してみると片方を優先して使っていることがわかります。
利き足とは?
- あぐらをかいた時、上に乗っている足
- 歩き始めの一歩目に出る足
- 座って足を組んだ時、上にくる足
- ボールを蹴る時に蹴りやすい足
これらが「利き足」です。
利き足は利き手同様、細かい動きや素早い動作をする足です。
日本人では右利きが約7割、左利きが約3割と言われています。
利き足と反対の足は?
もう一方の足は、「軸足」と言います。
普段、無意識に立っている時に、体重を乗せている足です。
また、スポーツなどで自分の体を支えるほうの足でもあります。
利き足を把握していますか?
ご自分の利き足を把握できていると、スポーツなどをする際に効率的に足を使えます。
一方で、足の使い方の左右差があまりにも大きいのは、問題があります。
身体がゆがみ、腰痛などにつながるデメリットがあるので、注意しましょう。
ゆがみ、腰痛の原因
例えば、右の利き足を上にして足を組んでいる時、骨盤は右側だけ後ろに倒れてしまいます。
更に、バランスを取ろうとして、背骨は右側に傾きます。
この状態が長ければ長いほどゆがみはひどくなり、結果的に腰痛につながるのです。
こうした足の使い方のクセによる身体の痛みやゆがみを防ぐには、足の使い方の左右差を出来るだけなくすことです。
足を組む、あぐらを組む、といった習慣をなるべく止めましょう。