夏の入浴を快適に!
暑い夏でも、エアコン等の影響で体中が冷え切っているという方は少なくありません。
体を温めることは自律神経を整え、夏バテを防止し安眠にもつながります。
だからこそ夏でも湯船に入るのが望ましいのですが、暑さも辛い。
そこで、『夏の入浴を快適にする方法』をご紹介します。
まずは湯船の温度から
湯船の温度は、季節に関係なく40度が1つの目安になります。
40度以上だと交感神経が刺激され、血管が収縮し血圧が上がりシャキッとします。
40度以下だと副交感神経が刺激され、心身をリラックスさせてくれます。
体を温めつつ疲労回復や安眠につなげるのであれば、40度以下に設定しましょう。
38~39度の10~15分のお湯に全身浸かることで、身体全体をリラックスさせる3つの効果が期待できます。
3つの効果
①温熱効果
温めたことで痛みを感じる神経が鈍くなり、痛みを感じにくくなります。
肩のコリや痛みなどの改善が望めます。
②浮力効果
浮力がかかり、体重が軽く感じられ、筋肉や関節はじめ全身がリラックスします。
③静水圧効果
体が水圧で刺激を受け、全身の血行改善やむくみ解消などの効果が期待されます。
さらにもっと良くするには、『入浴剤』を使うといいでしょう。
炭酸ガス系のものなら血管を拡張させ血流量を増やす作用があるので、温度が低くても血行を促進してくれます。
また、メンソール配合のクールタイプを選べば、湯上りの暑さも軽減されます。
ここで注意点を・・・
実はお風呂に入ると大量の汗をかいています。
お風呂に入る前に水分補給をして、脱水症状を予防しましょう。
お風呂から上がるころには、すでに体内からたくさんの水分が失われています。
失われた水分を取り戻すためにも、入浴後もしっかり水分補給をしましょう。
皆さん、お風呂に入って夏の冷え切った体をメンテナンスしてあげましょう。