運動したいけど何をしたらいいの⁉まずは『ラジオ体操』を始めましょう!
実は『ラジオ体操』ってすごいんです!!
『ラジオ体操』は皆さんご存知ですよね。音楽が流れると、自然に体が動くのではないでしょうか?
この『ラジオ体操』は、第1と第2を合わせても、6分30秒程度のエクササイズです。実は、人間の体の骨や関節、筋肉をまんべんなく動かす為に必要な運動を組み合わせて作られています。
簡単に誰でも場所を選ばず楽しく出来る全身運動です。
『ラジオ体操』の健康効果
毎日続ける事で得られる健康効果を、ご紹介しましょう。
- 全身運動によって基礎代謝が上がり、風邪をひきにくくなる
- 血圧や血糖値の数値が安定
- 首・肩のこり、神経痛、腰痛症状の軽減
- 屈伸運動や跳躍運動による骨粗鬆症の予防
- 新陳代謝向上による脂肪燃焼効果
このように健康効果が期待出来るなら、すぐにでも始めたいですよね。
しかし、ラジオ体操第1と第2では効果の違いがあるのでしょうか?
第1は「血行」「肩こり」「ゆがみ」に効果的
ラジオ体操第1は「3分13秒」で行う究極の運動とも言われています。
背伸びの運動から深呼吸まで、腕や足を伸ばす、関節を大きく動かすといった、13種類の運動が組み込まれたエクササイズが特徴です。
体全体の筋肉をほぐし、柔軟性を取り戻すことで、「血行促進」「首・肩こり緩和」「背骨や腰のゆがみ対策」が期待できます。
第2は「筋力」と「内臓」に効果的
ラジオ体操第2は「3分15秒」のなかに第1とは異なる13種類の運動が組み込まれています。
全身をゆする運動から、深呼吸まで多くの筋肉を動かし、体全体でエネルギーを使うといったエクササイズが特徴です。
第1が幅広い年齢層に対したプログラムで、柔軟性に重点を置くのに対して、第2は「身体を鍛えて筋力を強化する」、「内臓の動きを活性化させる」ことを目的にした運動です。
第1と合わせて行うことで、体力向上と健康効果が期待できる内容です。
『ラジオ体操』はじわじわ効果を感じる
ラジオ体操は即効性があるものではありません。
日常生活ではあまり動かさない体のすみずみに刺激を与えることで、本来持っている体の機能を回復させる効果があるようです。
コロナウイルス感染の影響で自宅にいることが多く、「運動不足を解消したい」「健康のために何かしたい」とお考えの方は明日からでも始めてみませんか?
毎日続けることで、じわじわ効いてきて結果的に病気やけがの予防にもつながるでしょう。