「マスク肩こり」・「マスク頭痛」をご存知ですか?
マスクの着用で、体に不調現れていませんか?
新型コロナウイルス感染症対策で、マスク着用が当たり前となっています。
最近問題になっているのが「マスク肩こり」と「マスク頭痛」です。
長時間の着用によって引き起こされる症状に、悩まされている方が増えています。
「マスク肩こり」「マスク頭痛」の原因は?
「マスク肩こり」「マスク頭痛」の原因を知って、しっかりと対処していきましょう。
マスクの中がサウナ状態で頭痛に
マスクを長時間着用していると、マスクの内側がサウナ状態です。
息苦しさで、人は自然に深呼吸をするようになります。
吐く息の温度が上がって口の周りがほてり、脳への血流が良くなります。それが、頭痛につながってしまうのです。
呼吸の頻度が増える割には換気がうまくいかず、頭痛が起きやすくなるので注意しましょう。
マスクによる酸欠
マスクを着用していると、自分の吐いた息をまたすぐ吸うことになります。
結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになり、酸欠状態になってしまいます。
酸欠状態が続いてしまうと、頭痛やめまい、疲れやすくなったり、集中力の低下につながります。
耳かけゴムによる圧迫
耳かけゴムによる圧迫で、こめかみの筋肉からあごの筋肉にまで負担がかかります。
最終的に首のほぼ中央にある大きな筋肉に、より強い負担がかかるようになります。
その結果、血流が悪くなり、肩こりや頭痛を引き起こします。
どのように対処したら良いでしょうか?
耳に負担の少ないマスクを選ぶ
いろいろな種類のマスクが売られています。
自分に合ったサイズ、ゴムが幅広いものなどを選ぶと良いでしょう。
少しだけマスクを外す
感染の心配のない場所で、マスクを外せるときは外します。
そして、酸欠の予防のために、深呼吸をしましょう。
水分を摂りましょう
長時間マスクを着用していると、のどの渇きを感じづらくなります。
マスク熱中症による頭痛になる前に、水分をこまめに摂りましょう。
マッサ-ジやストレッチでこりをほぐす
頭痛や肩こりには、「顔もみ」と「ストレッチ」がおすすめです。
お風呂で顔もみ、舌回し、大きく口を開けて「あいうえお」と言って動かしてみましょう。
特に顔もみを行うことで、自律神経が整えられ、その結果頭痛や肩こりが軽減されます。
(顔もみは、前記事「いつでも、どこでも、簡単にできる顔もみのすすめ!!」をご覧ください)
マスクの着用はまだまだ続きそうです。
これから暑くなると、熱中症の注意も必要です。
自分なりに予防や対処法を見つけて、マスク生活を上手に乗り切りましょう。